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2012年12月17日 (月)

外道とは、道に外れた人のこと

Cimg1265_3

安岡ゲイル;パーフェクトピース海自303の付属品

すがすがしいほどの外道ぶり。ほんとにブレない男です。
敬意を表し、ピンで出してみました。
股間がほんのりライトアップされてしまったのは、下敷きのアルミからの反射が偶然いいところに入ったためです。
意図は全くなかったことを、ここに宣言しておきます。

******



本日のプチ攻殻台詞です。







「或いはそう思わせたい何者かの偽装工作か」




#19偽装網に抱かれてCaptivateより素子さんの台詞です。





発言環境:
神崎元総理の娘の失踪事件を捜査していた9課は、”目隠しイワン”による臓器密売目的の連続失踪事件に巻き込まれたのではないかと疑う。だが、神埼元総理自身は連続失踪事件の背後にいるロシア政府への配慮から目隠しイワンの存在を否定し、ロシア擁護派の急先鋒であった。組織的犯罪と個人的怨恨による誘拐、単なる家出。さまざまな可能性が浮かぶ中、手口が目隠しイワンのものであるが、ロシア擁護派の政治家の娘に手をだす理由は彼らにはないはず、と話が進んだところで素子が言った台詞




このエピソードは実に攻殻らしいものです。
陰謀の匂い満載、IRシステムをつかった人探し、デコイを流しての情報操作、そしてこわい特殊工作員との戦闘
素直に「かっちょえ~」と心穏やかに見ていられます。
陰謀とか格闘とかで心穏やかになる、がぶさんのメンタリティは測らないでください。




さて、陰謀の一翼を担う目隠しイワンの方々。
ここで登場なさるのは、クルツコワさんという元SVRロシア対外情報局の女工作員です。




御年80歳!!




素敵なシルバーライフですねぇ、がぶさんもこうありたい。
80になっても生足出して、開脚!で連打連打!
素敵過ぎる老後だ。
顔とか体型とかはもちろん体力まで義体化したら関係なくなるなんて、なんて素敵な未来でしょうか。
その分、知力、気合、洞察力、なんていう「脳力」が問われる時代になるんですけどね。




で、このエピソードのオチはというと、神崎元総理の娘を誘拐したのは目隠しイワンであり、拉致リストに彼女の名前があったため、本来手を出してはいけなかった人間に手を出してしまったということです。
クルツコワさんはロシアンマフィアの抗争の最中に、偽リストにひっかかり、親分であるロシア政府から睨まれることをやってしまい、政府からも見放され9課にとっつかまる。という内容です。
ロシアンマフィアの派閥争いで邪魔なクルツコワさんを罠にはめるために偽リストを渡し、ロシア政府の後押しを受けている目隠しイワンが親玉から切り捨てられるように仕向けた誰かの細工であったわけです。
始めの台詞のとおり
「或いはそう思わせたい誰かの偽装工作か」
素子さんの読みどおり、ということですね。さすが姐さん。



悪い奴が悪い奴をはめて、悪い奴が失脚する。
なんて清清しいエピソードでしょう。
いや~、ほんとうに、攻殻っていいもんですねぇ。




使用例:

ネットでちらほら見かけます。
けっこうみんな使ってる勝手のいい台詞ですね。
悪い奴、細工する奴、情報操作するやつ
そういうのがいるんじゃないか、っていう目でみるときにお使いください。




蛇足:

「即物的だなぁ、少佐は」
とはトグサの台詞。
大量拉致したあとに臓器として商品化してから移動するはず、との読みで
”大人数を解体処理できる施設をあたれ”
と素子さんがいったものへ返したんですけども、



どこが即物的?


もっと上品に言えってかい?
言葉変えたって意味に違いはないし、命令としては実に判りやすいじゃないか。
ばらばらにできるところをさがしてくれちゃう?
とか言われたら、そっちのほうがイラっとくるでしょう。



蛇足2:

記事を読み返して若干訂正

『或いはそう思わせたい何者かの偽装工作か』

素子さんが発言したときは
 目隠しイワンの手口に酷似しているから奴らの犯行だろ?
→でもロシア擁護派の政治家の娘を誘拐なんて、おかしいだろ?
→だとしたらロシアンマフィアではない、ってことか?
→あるいは、ロシアは絡んでないよ、と思わせたい誰かの思惑か?

という流れでした。
集団拉致事件でいんじゃね?いや、裏で操ってるロシア政府に不都合なことなんてしなくね?じゃやっぱ、ロシアじゃないのか、いや、そう思わせといて実はロシアなんじゃね?
という、裏の裏よんで表、みたいな、また裏読んでやっぱ裏、みたいな話でした。

素子さんは
「ロシア政府は絡んでいない、と思わせるための誰かの偽装工作なのかもね」
という意味で、カラクリしたやつがいるんじゃない、くらいの読みでした。
まぁ、マフィア内部の派閥の微妙な温度差とかロシア政府の心の機微まで知りませんから。そこまで読めただけさすが、というべきでしょう。

「ロシアはクルツコワを切るつもりらしい」

と、外部に流れるときはクルツコワさん、もうヴォルガ川に沈められているでしょう。
実際マフィア間の抗争があったのは事実で、彼女がそれに負けたのですが、政府にとって有用なら彼女はどんなポカをやらかしても助かったんですよ。

「そろそろ潮時かな・・・」

極彩色の玉ねぎの塔の中で、誰かがそうつぶやいたんでしょう。
もしくはクレムリンの中でも派閥抗争があって、クルツコワ擁護の要人が失脚したのかもしれませんね。
そういう情報があれば9課も早く事件のカラクリを読めたと思います。

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