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2012年10月15日 (月)

何もかもが皆懐かしい・・・・・・

2006年のノルマンディー上陸作戦がばらばらしててみずらいので一挙掲載しておく。

がぶさんのアルバム閲覧のためなので、みなさんにはどうでもよいことでした。

はい、すいません。ものすごく長い1ページになってます。

Berciye9ka_1 

ルーブル美術館の天井画(絵画以外は撮影できるんだもん)
・・・でした。
時差ぼけでしょうか、眠れぬうちにこんなものを作ってしまいました。
やっつけ仕事ですがね。



・・・確かにアホですが、それがなにか?

******






第1話;がぶさん、フランスへ行く

・・・みなさまおこんばんは。
がぶです。
おフランス帰りです。
ノルマンディー上陸作戦、無事終了いたしました。
ちゃっちゃっ!ちゃっちゃ~ちゃらっちゃ♪

・・・あれ?違うか?

たら、たらららったった~♪

・・・どっちだ?

ま、いい。
戦争映画なんて小学校以来見てないし覚えちゃいませんて。

で、ですね。

がぶさんはおフランスに行ってきたわけです。
で、本日からは攻殻ブログをお休みして、
「がぶさんノルマンディー上陸作戦」
の一部始終をお届けするという、実にくだらない企画が予定されています。
自分の記憶のアーカイブとして利用させていただきますので、興味のなくなること請け合い。
(しばらく)さよなら、バトーさん・・・。

今回の目的地はノルマンディーなわけです。
普通に行けませんよ、直行便ないから。
おフランスは広うございますからね。
ブリテン島へ飛んで、プリマスからわんこ一人でドーバーを泳いで上陸しましたとさ!
・・・ええ、嘘ですけど。
まずは普通にエールフランスでパリまで飛びました。

12時間飛行機の中だがな!

そしてお隣は米帝です。
なんてこったい、がっでむ!!
いえいえ、親切でしたよ。
サトウ・スズキとかワタナベ・タナカみたいのではなく。
小太りで色白の善人顔でした<マッチョでもない
とてもいい人でしたのね。
チャンネルの合わせ方とか教えてくれました。
がぶさん、それくらいわかるんだけど、とおもいながら愛想よく応答しましたよ。
ええ、ジェスチャーで。

犬なので話せませんからねっ!!<きっぱり

喋れんながら、親切な米帝男とかんぱーい!
シャンパン、こちん!

それくらいは犬でもできます。
でも後はおおむね寝てたがぶさんです。
餌をもらうとすぐに寝ます<気圧が低いとアルコールが良く効いてねー
起きると時々世話を焼いてくれるいい人でした。
しかし、それにがぶさん今一応答できませんでした。
残念です。<だから喋れないっていってるでしょー!!

我国のエネルギー、食料の危機的状況を鑑みても、
「英語くらいは話せないと国外脱出もできんぞ!」
と、心で叱咤しているがぶさんですが、結局言いたいことは言えません。
話せたら米帝の秘密を聞き出して・・・いや、日米交流ができたでしょう。

英語、話せるようになりたいです<犬の身ではありますが

善人顔の米帝男には悪いことをしました。
小太りで色白だったから善い人に見えたのだろうか?
<しつこいようだがマッチョではない
初対面の人には今一警戒心が抜けない犬ですが、なぜか親切な外国人は信用するがぶさんです。
このままでいくと、いつかドバイあたりに売られると思います<犬いらんかえ~
そういった意味でも言語学習は必須でありましょうな。

ああ、それから誤解がないように断言しておきますが
がぶさんはバトーさんが好きなわけであって、小太りが好きなのではありません。
いい人といい男は別です。

12時間の飛行機の中で過ごしたわけですが、その間はおフランス人CAがいっぱい餌をくれました。
いい人です<いや、それが仕事
「ボンジュール、まだーむ♪」
とかいって、いきなりフレンチですが、この犬はおフランス語はわからんのだな、と判断したらすぐに英語で話しかけてきます。
フランス人は英語を話さない、というのは既に過去のものです。

昔は「話せるけど話さないのがフランス人の(変な)誇り」みたいにまことしやかに言われておりましたが、12年前に行ったときも少なくともホテルの人は英語を話しておりました。
現在では観光業に関しては英語を話せるように、と「政府の指導」が入っているそうです。
フランス語ができなくても大丈夫ですよ、みなさん!
CAはどこでも優しいしね<たくさん餌くれる

豊富な餌に囲まれて、がぶさんの長い旅がこうして始まりました。
次回は地上編です。
「ベルサイユの犬」であります

・・・to be continued







第二話;がぶさん、セーヌに散る

Cimg0138_1

ど、ゴーーーーールっ!!

CDGであります。
CIAでも、BCGでもなく<誰も訊いてないね、うん
ここは、しゃるる・どごーる空港であります。
本当はこれは帰国時の写真
ですからこれは出発口で非常にご立派<あかるいのー
到着口は非常に地味で日陰で閑散としております。

この天井の部分は今はなき「コンコルド」を模してつくられているそうです<へー
あ、ちなみにアイコラする気力がなかったので、ボーマも課長もいませんから。
(のちほどこっそり合成しておこう<にやり→9/12しときました♪)

国際線はどこの空港も飛行機降りて到着口まで廊下を十数分かけて歩いていくもんですが、CDGもその例にもれません。
別れ際、隣の米帝は
「じゃあね☆」
みたいに、にやっと笑ってさくさく歩いていきました。
思いのほか身軽です。
あなどりがたし、白太り

がぶさんは短い足で、てこてこっと到着口から目的地まで歩いていきました。
目指すはControle des Passeports
入国審査です。
ああ、緊張するわね<検疫にひっかかったら本国送還だーっ!
どきどき、どきどき・・・

え?

入国審査?
がぶさん、審査されたの?
確かに入国カード渡したよー、そんで
「パスポートよこせ!」
みたいなこと言われて(だから一緒にだしてるっちゅうの)渡したよー。
でもそれっきりだった気が。
イギリスなんかもっと色々聞いてきたのに
(卒業旅行だったので「無職です」といったら無茶苦茶怪しまれ「何もしてないの?」「あんた一人できたの?」と突っ込まれ続けた<言葉の意味はよくわからんが、心の声がそう言ってたよ)

さすがはフランス!!<いや、特に根拠ないけどな

すんなりゲートを通りまして、荷物受け取り口へ行きます。

荷物がーっ!!

CDGの受け取り口はまるで格納庫でした。
コンクリート打ちっぱなしで人は当然、この飛行機の乗客のみ。
そしてコンベアは一機稼動しているのみ
タチコマはいませんが、4機入ったらいっぱいだろうな、というくらいにこじんまりしています。
国際線なのになー。
そして荷物もって、番号チェック受けてドア開けたらもう道路<ええええ?
成田がすんごく立派にみえるよ。

そして何気に空気がひんやり・・・

9月のパリの平均気温は16度
おフランス、特に北フランスはお寒い。
ああ、がぶさん、毛皮脱いでるし<いやもともと着てない、でも裸族でもないっ!!
寒さには強いわんこだ。
しかしこりは、なにか買わないとなー
もっと寒いノルマンディーにはいけないなー

・・・なんて思ったのが運の尽きさ

その後がぶさんは史上37番目くらいの危機に陥るのでありました。
生きて帰れるのかわんこよ!
セーヌに浮かぶか、バセットハウンド!!<せ~ぬは~ながれる~♪

→続く(ええ?こんな中途半端なところでっ!?)






第3話;パリに吠える

Photo



オルセー美術館からみたセーヌ川
斜め向かいにはルーブル美術館があったりする。
なんて高尚な・・・
でもねー、この辺排ガスだらけで、がぶさんはケホケホしてました。
お空もたかーい・・・
あ、あれ・・・?




→閑話休題のあと第3話です

お寒いフランスの現実を知ったがぶさんは、ノルマンディーに行く前の装備を整えにマーケットに行ったわけです。
砂浜用迷彩服、ケプラー繊維の防弾ジャケット、ガトリング用給弾ベルト、無駄吠え防止首輪<え?
そういうものはいらないので、とりあえず羽織物で何かないかなーと
無駄金持ってるように見えて危険なブランド服でなくて、あんまり派手でなくて日本に帰ってきてからも使えそうなものをば求めてデパートを探したわけです。

で、たどり着いたのが地元じゃ有名なLe Bon Marche
パリ最古のデパートで品揃えはお派手じゃなくって左岸のマダムも通うお店らしいです。
セーブル通りをぐーっと南へ歩けばすぐそこにあるというわかりやすい配置ですんなりいけましたとも。
ええ、行きはね・・・。

首尾よく上着を購入して、ついでに部屋着まで買ったがぶさん。
もう、これでパリの夜も寒くはないわ。
ノルマンディーも征服できるってもんよ、と尻尾ふりふり帰ろうといたしました。
そうしたら

目に入った看板
んんん?
名前は忘れちゃったけど食料品店らしい。
がぶさん、夕飯も調達してしまおうとそこへ入っちゃったわけです<ふ~らふら
中は高級食材のてんこ盛り
見たことない食材が、山のように、豊富に積み上げられておるではないですか!!

・・・ああ、天国<じーん

青山あたりにありそうな高級食材店だったらしいのです。
お値段も確かにお高いし、トマトなんて1キロ1400円もしたんですからっ!!
<プチのくせにっ!ぷちのくせにっ!
ああ、でもおいしかった。
あんなにうまいトマトは久々だ<がぶさんちは昔トマトを作っていた

もお、浮かれまくりで買い捲りました。
いつ食うんだ?と自らに問いながらりんごとプラムとブルーチーズとピクルスまで買いました。
1リットルのブドウジュースとエビアンも買いました。
重いです。
でも嬉しいです。
野菜よ、やさいっ!!

ところがです。

会計済ませて浮かれてお外に出たがぶさん。
てこてこ歩いて家路を急いだわけですが<パリの夜は物騒だからね
もお6時だし、とか思いながら重い荷物背負って早足で歩いていったはいいんですが

・・・道を誤ったらしいのです。

来たときと同じ出口をでましたとも<たぶん
確かに来た道を歩きましたとも<確かにな
しかし、途中から何かが変わったのです<そりゃ、逆方向へあるいたからでしょう!!

ええ、見事に逆をつかれました<自分に
見知らぬ土地(しかも言葉もわからんところ)で迷子かーっ!!
・・・がぶさん、ひさびさにマジ泣きするかと思いました。

フランスの日の入りは遅い。
9時ころ真っ暗になる。
そこまでまだ時間はあるとはいえもう、時間帯は夜だ。
夜のパリだと?
そんなところはフランス語もわからん輩が、うかれ気分で出歩くもんじゃない!!
おまけに日本語しかわからん、迷い犬だと?
飛んで火にいるなんとやらじゃないかーっ!!

遠く、はるか遠くまできたことだけはわかっていました。
モンパルナス駅ほど近くの一番わかりやすい目印、モンパルナスタワーという目印を背にして歩けばいい、なんて助言を背に出てきた私があほでした。
パリの街は、モンパルナスタワーを背にしていくつも大きな通りがくもの巣のように錯綜しておるのだ!!
<ええ、そりゃもお入り組んでることこの上ないですよ

「・・・しんじゃうかも(くっすん)」

本気で思いました。
正味3kg以上はある食料大量に詰まったビニール抱え途方にくれました。
袋の中のエビアンが憎らしい。
なんで1リットルもあんのよ!!<500ccにしとけばよかった

しかし、これで旅を終えるのはしのびないと思ったがぶさん
Invalid通りをひたすらモンパルナスまで歩き続けました。
どこから見ても同じに見えるにっくきタワー
あれを目指して歩き続け、そこでタクシー見つけてホテルまでどうにか帰ってこれたのでした。
(パリはタクシー乗り場でないと乗れませんからねー、そしてタクシーが止まっていること自体少ない)

無事帰宅するころには日がとっぷり暮れておりました。
かろうじて明るいうちに帰れてよかったです。

・・・ね?つまんない顛末だったでしょ?<薄い期待もいりませんでしたな

申し訳程度にプチ情報;
パリは政府の指導のおかげで英語が通じます。
タクシー運転手も話せます<インテリ!
そして、タクシー料金は2.5ユーロから始まります(今なら370円?安!)
しかし、いざ乗ってみていかに近距離だろうとも最低5.5ユーロ払うのがルールです<なんで!!

チップ込みで4.5ユーロだったがぶさんはそのことを運転手さんに説明されました。
心の声で<いや、耳ではわかんないからね
いやーな顔されながらそんなことを異国の言葉で機関銃のように言われ、最後にまたも泣きそうになりました。
そういうことはガイドブックに書いておいてください<ていうか、最初っから5.5ユーロではじめたらいいだろうが!!

・・・次回はいよいよノルマンディーです。
(ああ、前ふりながいのー)

第4話;よいこの美術

Motokonike

「おい、あれ・・・」
「かまうな、先に行くぞ」
「かまってやれよ・・・(すこしは)」



公安9課inルーブル美術館<ちょっぴりせつない・・・(石像の人)




~ん、てくてく




こっちが元ネタ↓

Nike

”サモトラケのニケ”であります。
NIKE~ナイキのロゴの元ネタでもあります<翼マークでしょ~?

→閑話休題の後続き

前回
「ノルマンディー上陸前夜」
などと書きましたが、大嘘こきました。
実はパリについて休憩もかねてルーブルとベルサイユに行ってるんでした。
がぶさん、うそつきー<後ろ指差していただいてもよござんす

午前中はルーブル。
何故なら、午前中のベルサイユが異常に込むから。
美術館は開館したてのほうが比較的すいているみたいです。
で、ルーブルに先に行ってきたわけです。

ここのすんばらしさは他の多くの、高尚なブログに任せます。
本もあるし、いまさら腐れ犬ブログで語る必要はありません。
知りたい人は本を買うかいいブログを見るか、フランスへ行くことをお勧めいたします。
とりあえずここでは、現在のルーブルについて書き記しましょう。

①絵画はすべて写真撮影禁止
前回記載通り、フラッシュたく人が絶えないので全面禁止となりました
<しょぼん
彫刻はOKです。
②入場時に荷物はX線検査、自分も金属探知ゲートをくぐる
空港並みになりました。でも靴は脱ぎません<犬のくせに靴だとぅっ!!
③ガラスのピラミッドはとっても好評
以前は美観を損ねるとか非難ごうごうでしたが、今では広いルーブルを移動するのにとっても便利と好評
でも、がぶさんはほとんどリシュリュー翼に行っていた。
ああ、あそこに住みたい・・・<ごーじゃすな犬小屋ねっ!!

そんなんで、ルーブル画像はほとんどございません。<どんなんで?
申し訳ないので最後におまけを一つ
ミロのヴィーナスです。

Motokovenus

夜のビーナス?<こわいですね~

信じやすい、よいこのために本物を↓

Cimg0007

次回はベルサイユです。
まだノルマンディー上陸できません<犬はゆっくり歩くんだもの






第5話;ベルサイユの犬

Libertyrevolution_1 

民衆を率いる自由の女神;;2006,gabu


わかりやすいアイコラです<本当は加工の限界
元ネタはDelacroixのLiberty leading the people;1830。
ルーブル&ドラクロワで検索すればたぶん元画像は出てきます。


タイトルどおり、公安9課inマリーアントワネットをやろうと思いましたがいかんせん。


Marieantoinette
マリーアントワネット;ヴェルサイユ宮殿所蔵


これにいつもどおり顔をあわせてみたんですが。
あまりにこわくて・・・
ベルばらファンの方が見たら激怒しそうな写真がね、できてね・・・。


課長って、ドレスが似合わないみたいです<自己規制にて削除しました




→閑話休題の後続き

ぉフランスは、えーと・・・。

一日目にパリで迷子になり無事生還<生きててよかった!
二日目はルーブル&ヴェルサイユ宮殿の日だったのです。
ルーブルを堪能したがぶさんは午後からヴェルサイユへ行きました。
パリからだと・・・車で20分くらいだったでしょうか。
結構遠いです。
はっきり行って不便なのです<ツアーだとバスがあるから楽でしょう

そして今でも国土の1/4が森林というおフランス。
パリ~ヴェルサイユ間の道路すらも周囲は森,もり,モリ!!
宮殿に着くまでは道路以外何にもないところです。
19世紀にはどんなにか暗くてこわいところだったでしょう。
そんな鬱蒼とした森を越え、手には鋤、鍬、またはバスティーユから分捕った飛び道具抱えて民衆は歩いてきたわけです。
ずっざっ!ずっざっ!ずっざっざっ!!
距離にして約20km
パリ市内からパンのために民衆は歩いてきたのですね。
まともな靴は履いていたんでしょうか?
皮ならとっくに胃の中におさまっていることだろうし、もしかしたら裸足かもしれませんねぇ。
人間、餓えてると何でもできるってことです。
相当怒ってたんでしょう。

格言;空腹は唯一食料のみを神と認める;がぶさん

空腹時は倒れるまで変なアドレナリンが出ますしね。
もう、ヴェルサイユがパンの家に見えたんでしょう。
彼らの歩いた道をがぶさんも進みましたとも。
車で。<苦労知らず

宮殿に着きましたとも
どーん!!

Cimg0017

もう、いきなり中に入ってるし・・・。
あんまり人が多すぎて外観撮る気が失せてしまったのですね。
空いてるはずの午後でも15分くらい並びましたから、午前はもっとうんざりしますよ、きっと。
上の写真はルイ14世のお部屋、”太陽の間”からの眺めですね。
あの運河の向こうのすきまから、朝日が登るんだそうですよ。
相当なナルシストです。
だって、こんな人だし

Louis14_1 

むっちり脚が自慢だそうで、こんな自画像をルーブルとヴェルサイユに二枚も置いてます。
バレエが趣味なんだそうです。
だからモデル立ちしてるんだそうです。
(男の風上にもおけねぇ<バトー心の声)
・・・いえ、いい御趣味ですね、王様。
実際、彼は戦争に連戦連勝して国土も広げた辣腕君主ですから、それくらいは多めにみるべきでしょう。
むちむち脚で女好きでも国が豊かならいいんですよ、王様。

実際は貴族階級だけが富んでいったわけで、民衆が疲弊していき、その後の革命に至るわけです。

このおじさんがヴェルサイユをつくったのには自分の富を自慢すると同時に、王位を狙うよからぬやつらを懐柔するためだったと言われています。
「うまいもの食わせてきれいなもの着せて、歌って踊って酔わせて・・・」
そんで、反抗する気が失せる、ということらしいです。
人間って、ぜいたくすると野心が損なわれるんだそうです。
まんまと貴族の諸君はその策にかかったわけで、彼の治世はすんばらしく安定したものになります。
贅沢に慣れると目先の物欲だけが働くものだと知っている彼は意外と苦労人なのかもしれません。

だからこんな

Cimg0018

こんな

Cimg0019_1 

こんなもんつくってたくさんの財宝を飾っていたんだそうです。
(鏡の間であります)

天井だって

Cimg0014_1

Cimg0015

太陽系の惑星にちなんだ天井画でいっぱいですとも。
こんな時代にもう太陽系とかいう認識があったってことのほうが驚きですけどね。

ま、でもこんな栄華を極めた人も結局は

Cimg0016_1 

死んじゃうんですけど
これは死んだときに使ったベッド
羽飾りがふさふさしてないのが残念です。

Cimg0020

マリーアントワネットのベッドのほうがきれいですねぇ。
ああ、こんなので寝てみたい。
周りには柵があって、親しいほど近寄れるようになっていた模様です。

・・・・・

こんな感じでした。
普通のヴェルサイユ報告なのが残念。<この日は迷子にもなってませんし!
気が向いたらその辺の写真をこっそり加工しますが、今はこのままにしときます。
知らない間に、あのベッドにボーマが寝ているかもしれませんが、それはがぶさんだけのお楽しみにしておきます<いつ気が向くかわかんないから

また、画像はノンフラッシュを修正しているので一部色が違いますことを記載しておきます。
まあまあ本物に近い色だとは思いますが本物はもう少し落ち着いた色?だと思います。

では、次はいよいよノルマンディー上陸であります<長かったねー

第6話;ノルマンディー上陸作戦




Ddayaramaki

”1944・6・6~あの頃あの海に、確かにワシと仲間がいた”



課長は参加してませんよ、念のためw
1944年に18歳で参戦しているとすれば、2030年には104歳ですものねぇ。
(はっ!それもあり??)




→閑話休題の後続き

で、今回の作戦を整理するとだ・・・




2006・8・26フランス入国、パリ偵察
2006・8・27ヴェルサイユ入城(私はフランスの、じょ、お~う!なのです!)
2006・8・28ノルマンディー上陸作戦開始(ちゃら、ちゃらららっっちゃっちゃ~♪)
2006・8・29ノルマンディー制圧
2006・8・30パリ解放
2006・8・31現地よりすみやかに撤退(老兵は死なずただ消え去るのみ)
2006・9・1 帰国後司令室もとい傭兵仲間sに報告
2006・9・2 犬小屋帰還


で、作戦は決行されたわけだ。
そして、がぶ犬二等兵は無事ヴェルサイユ入城まで果たした。
フランス入国、パリ陥落(がぶさん迷子)されたとしても全くかまわん。
で、いよいよ目的地ノルマンディーに向かった。


0730、パリ;サン・ラザール駅到着。
ノルマンディーはドーヴィル行きのチケットを入手する。
予約なしでもカードでも可能。
なんて簡単なんだろう。
そして列車に乗って二時間ばかりどんぶらこっこ。
車窓に見える景色はどこかで見た。
どこに行っても自分の国に見えてしまうのはなぜなのであろう?<それはがぶさんちが田舎にあるから


で、ついた<早!



Cimg0024


ダバダバダ、ダバダバダ♪


おフランス映画の古典「男と女」のロケ地でもあるらしいが、がぶさんはこの映画を見たことはない。
はっきりいっておくが映画につられていくところではない。
おフランス映画並みのロケーションを期待していたらがっくりくること請け合いだ。
ここの魅力はそれではない。
違いのわかる人間だけはここのよさがわかる。
だばだ~ば~だ、だばだ~だばだ~♪<ネスカフェ



ドーヴィルは港町だ。
がぶさんの大好きな港町だ。
なぜ港が好きかというと船と海があるから。
そして魚介が美味いから。
がぶさんの基準はここで決まる。
うまいものがあるところがいいところなのだ。
そしてここは間違いなく「おいしいところ」なのだ。


そう、ノルマンディーの魚介の旨さは筆舌に尽きる。
小賢しい言葉などでここの料理の美味さは語れない。
なにゆえここに来たかといえば、昼ごはんを食うためなのだ。
レストランなんぞは期待してはいけない。
しかし、そんなものはいらない。
カフェで全く未知の世界にお目にかかれるからだ。
その一部を紹介するとだな




Cimg0103





↑ムール貝のクリームソースあえ


写真は後日はいった店のもので、実はドーヴィルのものではない。
だからあんまりそそられない。
ドーヴィルのカフェのムール貝はこんな量ではない。
これの二倍は積んである。
そしてこれに山盛りのポテトフライがつく。
ムール貝にはフレンチフライ。
それがおフランス流らしい。


なにゆえ昼ごはんの写真がないかといえば、がぶさんはそれすらも忘れてしまったのだ。
目の前のムール貝とフレンチフライに圧倒されただけでなく、がぶさん発注の魚のスープにすっかり脳みそをくじかれてしまったのだ。
幾種類かの魚を煮詰めてできたスープはもはやスープの域を越えている。
アロマオイルが植物のエキスなら、あのスープは魚のエキス、そう、生命力のすべてを搾り取ったようなスープだったのだ。
おそらくはタラ科が中心に白身魚&赤身の魚が少々、それを煮詰めてハーブで香りをつけわずかばかりの塩をふってできている。
美味い。
何か言えといわれたら、ただ「うまい!」という。
そうがぶさんはこれにすっかりノックアウトされてしまったのだ。
写真なんてとってられるか、べらんめい!


このスープのよさがわかんない人もいるらしい。
”味が濃すぎる”とか”塩辛い”とか言う日本人のお金持ちがいるらしいが、そういう人の舌をがぶさんは疑う。
アレを塩味と思う味覚はおかしい。
魚エキスはアミノ酸だ。
だしのあじであるだけで決して塩ではない。
塩はわずかだった。
濃厚であるがそれはすべて命の味であった。
それを指して”シェフの舌がおかしい”という人がいるというところにわが国の食文化の衰退を思い嘆く。
普段、よほど味気ないものを食っておるのだな。
義体化される前なのに、味がわからんとは。
もう少し本物を食うか、亜鉛を補ったほうがいい<亜鉛不足は味覚障害をもたらす。



実は昼ごはんだけ食って、がぶさんはすたこらさっさとこの地を発っている。
なぜかといえば、ここは観光向けの土地ではない。
くどいようだがおフランスのこじゃれたお金持ちの避暑地なのだ。
ノルマンディーというのは、フランスの中でも特に寒いところなのだ。
びゅ~、びゅ~
風が常に吹いている。
おフランスの”風の谷”みたいだ。
しかしここで吹くのは思いっきり冷たい潮風なのだ。
サモエードかハスキーだったら寒くなかったかもしれんが、がぶさんは毛皮がうすいのである。
潮風が身に沁みるのである。
あ~さぶ~



Cimg0025



こちらはお向かいの街トゥローヴィル。
歩いて3分のまったく御近所さんなのだ。
かつてはマルグリット・デュラスが執筆をしたという静かな避暑地。
静か過ぎるくらいだ。
どのくらい静かかといえば



Cimg0026






誰もいないっ!!!




いやいや。
ここは避暑地なのだ。
だから人がいなくて当たり前なのだ。
もう季節はバカンスを過ぎている。
だからこんな時期には冷たくて海水浴どころでないのだ。


だが、それでも地元の人間は泳ぐ、本当に摂氏8度くらいでも平気で海に入る。
常に強風にあおられて、気が立ってる海でも平気で飛び込む。
他の土地のフランス人がさぶさぶさぶ~!と言ってる中で平気でパンツ一丁で海に入るのだ。
がぶさんが海を眺めている間にも70歳くらいのおじいさんが青いパンツ一丁で10分くらい海に入っていった。
ざっぱ~ん!と風にあおられた比較的高い波をものともせずに、彼は泳いでいた。


じゃぷじゃぷじゃぷ


おそるべしノルマン人。
あがった頃にはスカンジナビア特有の白い肌が真っ赤になっていたが、かれは狭心症の発作を起こすこともなく強風の中平気で歩いていた。
おそるべしノルマン人。
彼の血がラテンやゲルマンに満たされようともわずかばかりのスカンジナビアの血がきっと荒波に耐える遺伝子をもたらすのだ。
さすがはバイキングの子孫だ。



そして、バイキングの血など一滴も混ざっていないがぶさんは当然海になど入れない。
黒髪、低身長、うす黄色い肌、と
どれをとってもスカンジナビアの対極にあるではないか。
寒さには強いわんこであるのは間違いないが、北海の冷気をまとった潮風は身に沁みる。
だからあったか~いスープが余計に身に沁みたのかもしれない。
美味い、くどいようだがうまいんだ。
そして食べてる間に、犬肌があの感覚を覚えた。




「風が、やんだ」





風の谷をもしのぐ強風がぴたりとやんだ気配がした。
そして窓の外を覗けば

Cimg0029_1



思い切り晴れてる。
がぶさんのお願いは大概、神様が聞いてくれる。
「さぶいんで、晴れてくだちゃい」
ささやかな願いしかしないから、神様も手を加えやすい。


先に書いたがノルマンディーは大概の場合寒い。
常に風が強くその空気は冷たい。
そして雨が多くて見るものはわずかだ。
万人向けの観光地ではないといえる。
しかし、ここには美味い魚介がある。
美しい空がある。
そして、あの浜がある。





・・・そう、ノルマンディーは60年以上前は壮絶な戦場だったのだ





続く(あ!またこんなところでっ!!)





第7話;世にビーチは多かれど


Cimg0037




「上陸作戦の浜を巡るツアーをやってます」の看板。
これを見つけたときのがぶさんの衝撃は計り知れない。




では続き↓

今回のおフランスの旅では実は心残りがある。
なにゆえフランス上陸を思い立ったかといえば一つにはノルマンディーという土地を見たかったからにほかならない。
今から60年以上前に行われた大上陸作戦の現場を見てみたかったのだ。
後に史上最大の作戦と謳われるその作戦とは・・・

ノルマンディー上陸作戦(ノルマンディーじょうりくさくせん)とは、第二次世界大戦中の1944年6月6日に行われたオーバーロード(大君主)作戦を指す(Operation Overlord)。ナチス・ドイツによって占領された西ヨーロッパへの侵攻作戦であった。最終的に、300万人近い兵員がドーバー海峡を渡ってフランス・コタンタン半島のノルマンディーに上陸した。史上最大の上陸作戦であり、作戦から60年が過ぎた現在でもこれを超える規模の上陸作戦は行われていない。

本作戦は夜間の落下傘部隊の降下から始まり、続いて上陸予定地への空爆と艦砲射撃、早朝からの上陸用舟艇による敵前上陸が行われた。上陸作戦に続くノルマンディー地方の制圧にはドイツ軍の必死の抵抗により二ヶ月以上要した。

ノルマンディー上陸作戦は今日まで第二次世界大戦中の最もよく知られる戦いの一つとして数えられる。「D-day」は作戦決行日を表し、現在では作戦開始当日の1944年6月6日を意味する用語として使われる。
Wikipediaよりおもいっきり抜粋)



というものだ。


この作戦は映画にもなっている。
小学校の運動会でもテーマソングが流れる。
プライベートライアンのとっぱじめはこの作戦の一つ、オマハビーチの上陸から始まった、はず・・・
(間違っていたら御指摘いただきたい)


そしてここはバイキングゆかりの地でもある。
「ノルマンディー」とは「ノルマン人の国」の意味である。
ノルマン人とは名前のとおり「北方の人」だ。
北の海からやってきたスカンジナビア人、すなわちバイキングのことだ。
10世紀バイキング遠征の頃に土地に残ったノルマン人に統治されたノルマンディー公国がフランスに併合されたのは13世紀の頃らしいが、その辺から私の興味は削がれる。
バイキングのいないおフランスにはロマンが今ひとつ足りない。
それにがぶさんは世界史はとっていないのでその辺はまったく詳しくない(履修要綱はクリアしておる!)。



しかし



1944年にいきなりすっ飛ぶのだが、ここでまた劇的な一代イベントが起こりがぶさんの興味はまたこの土地に向かう。
ノルマンディー上陸作戦。
上記のとおりの史上最大の作戦だ。
300万人の兵士が密かに海を渡りフランスに陣取るナチスに向かう。
5世紀を経て再び戦士が海を越え静かに確実に侵攻してくる。
シブイ。



”そのときキャパの手は震えていた”



戦争写真家ロバート・キャパは作戦に同行しているはずだ。
そのネガのほとんどが現像段階でだめになったけれども、わずかに残ったピンボケ写真にこの名前をつけて作戦のすさまじさを伝えたのはTIME誌だったか。
砂浜で腰まで水に漬かりアサルトライフルを構える男たちの姿を彼は撮ったはずだ。
波と風に打ちのめされつつつめたい水に身を削がれつつ、あの土地でぎりぎりの精神をつなぎ止めたのは何だったのか。
むしろ狂戦士となれるならば楽であったろう。
あの土地は確かに血なまぐさく、凄惨な戦場だった。
500年たっても尚同じだった。






・・・で、そこを見たかったわけなんだ。




なのに~
どおして、どおして、がぶさ~ん~は~♪



オマハにもユタにもジュノーにも行ってないのかしら。
すぐそばまで行っておきながらあの激戦地を見に行かなかったのかしら。
各地に戦争記念館があるのに一個も行ってないのかしら。



史上最大の作戦ルート↓



Allied_invasion_force
画像;Wikipediaより抜粋


がぶさんのルート↓



Gaburoad



おしい。
近いんだけど行けてない。
あの土地は実は車でなければいけない場所なのだ。
だから初めからあきらめてドーヴィルの浜で満足しようと思っていた。


しかし


カーンからモンサンミッシェルに向かう列車からアレが見えたのだ。
あの「D-dayツアー」の看板が。
こんなものがあると知っていれば迷わず予定にいれたものをっ!!!!


「素通りかい・・・」


あれを見つけたときのがぶさんの衝撃は、写真が斜めになっているのでお分かりだろう。
停止したとき、窓のまん前にあれがあって、しばらくぼうっとしてシャッターチャンスを逃したのだ。
ああ、こういう便利なものがあるんなら先に教えてほしかったな~。
ていうか、完全なリサーチ不足でしたねぇ、思いつきでフランスに行くからこうなるんだわ



(がぶさんの)史上最大の作戦、失敗




うなだれるのみ<しゅーん




今度は計画していきますとも。
フランスの列車の接続がいまひとつであること、タクシーは非常に捕まりにくいところもわかったことだし。
余裕もって一日あのあたりに時間かけたらできることだ。
今度は


パリ→カーン(列車)→バイユー(列車)
バイユーで王妃マチルドのタピストリーを見物してタクシーでビーチに向かう
カーンで一泊
翌日モンサンミッシェル(列車)


とかいうのがいいだろう。
フランスのタクシーは遠出をいやがり迎えにくるときに呼び出したところからメーターを起こす。
つまーり、乗ってなくても料金を支払うってことを考えれば例のツアーを利用するのがいいかもしれん。



ノルマンディーの空はまたも抜けるように青い。
今度はまともな計画たてて来てやるとも!
車窓にあご乗せてため息つきつつ心に誓うわんこ。
に~ば~しゃ~が~、ご~と~ごぉ~と~♪
ドナドナ歌いつつ、鉄路で西へ向かった。



つぎなる目的地、モンサンミッシェルは目の前だ。





第8話;お疲れのところ恐縮ですが、一旦「今日のわんこ」をお送りします

写真集”ノルマンディーの犬(たち)”であります
名前は大嘘ですw
隠し撮りしたもんですのでピントはあってません<悪い子ねっ!

Cimg0028

エド;店番中
「俺には海のことしかわからんね」
ドーヴィルうまれのドーヴィル育ち
ムチぴたがセクシーな海の男<メスだったりして

Cimg0034

キャサリン;お嬢様
「あなたもパリから?わたしも~うふふ~♪」
非常にフレンドリーで初対面のがぶさんにキスをかましてきた。
・・・照れるからっ!<いや、本当は平気

Cimg0050

チャーリー;通りすがりに急接近
「失礼」
おもいっきり近くを歩いたくせに無視
いや、それが躾の行き届いた犬というもの。

Doginmtsantmichael

トム;お利巧さん
「・・・・ないくぁな~、・・・・ないくぁな~・・・・・・」
ぼくま○くけ~ん♪
・・・こんなところで宮崎吐夢を思い出さないように

Cimg0072

本当にモンサンミッシェルって犬多い・・・
しかも同じタイプの子

Cimg0073

・・・ほんとに

Cimg0074

・・・ほんとに


Cimg0075




「犬立ち入り禁止」って書いてあるのに!!
<あ、じゃあがぶさんもだめじゃん



Cimg0098_1


「門前町までならいいのよ」


そう、僧院に入らなければいいのである。
ここは僧院という名の要塞都市。
広いんだもんね




・・・さあ次回は中にいきますかね
ようやくここまでだ!(早く攻殻ブログに戻りたい!!)






第9話;聖ミカエルのお山

聖ミカエル



神の軍を率い、堕天使ルシフェルを討伐した天使


位はそれほど高くはないが、神の戦に必ずでるため知名度が高い。


そんな彼の名を冠する世界遺産がある。


あれは、既に「教会」ではなく「要塞」だ

以下、がぶさんノルマンディー上陸作戦;モンサンミッシェル編であります

Cimg0040

これがモンサンミッシェルの駅です。
ちっさ!とかいわんでくださいまし。
でもね、これくらいこじんまりとしたほうが趣があると思うの。
カーン駅から二時間くらいで到着です。

Cimg0042

そしてこれがモンサンミッシェル!
聖ミカエルの山であります。

名前の由来は優良ブログでごらんいただけるとわかりますのでここでは割愛
ていうか、夢枕に大天使ミカエルが立って、僧院を立てろって言ったって、ありがちなものなんですよ。
そういう逸話にないエピソードとしては、
「信じなかった僧侶の頭に(推定)ミカエルが穴を開けた」
とかいうものでしょうかね。
唐突に枕元に立たれた僧侶はお告げが真実であると、それでようやく信じたわけ。
<頭に穴が開いてるのに
で、この岩山にどでかい僧院を立てたというわけ。
<頭に穴が開いてるのに
西洋の神ってのは本当にやることが荒っぽいですね。
こういうのが


使徒降臨


とかいうんでしょう。
天使と使徒は違いますけどね。
まあ、どっちも神の御使いってことで。
神の名の下に行われることなんて荒事と相場が決まっています。



ここの何がすごいかっていえば、実は潮の満ち干きの差が15mもあって
僧院までの道が水没するってことにある。
岩盤を彫ってできたってだけではない。
周囲を囲む海とその上を渡る突風がここを不侵の要塞にしている。


ただ現在は地続きの道路があります。
昔は完全にその道路も水没していたのだそうですが、現在では少々水があがることはあるけれども、どっぷり水没することはない、といわれています。
駐車場も{水にうもれるから○時以降は車を移動しておいてね」みたいに注意書きこそあれども実はそこまで水が来ることはない。
それもこれもすべて道路のせい


Cimg0041


この道路が潮の流れを止めているために砂が堆積しつつある
もう2mも僧院周囲に積もって、水没できなくなっている、とのこと。
で、2010ころ?
元の姿に戻すため、道は壊されて橋になるそうだ。
がぶさんの歩いたこの道は今後なくなっちゃうってわけだ。



Cimg0047_1




門前町にあたるところ
オムレツで有名なLa mere Poulard
ぷらーるおばさんのお店があります。


↓この人のお店


Cimg0067

卵だけはふんだんにあったこの地域で、名物を作ろうというときにプラールおばさんがつくったもの・・・らしいです。
じゃかすかじゃかすか
空気を混ぜ込んで混ぜにまぜた卵を焼くわけですが、触感はふんわり
メレンゲをやわらかく焼いた感じで、巨大ですが大きさにしてはお腹いっぱいにはなりません。
でも、オムレツなら実はここよりももっとおいしいところがあるんですとも。
そいつはあとで。


Mtmichaelentrance




門前町の中にも鉄の扉が下りてくるシステムがあります。
僧院ってこんなに厳重にするかね?
やはり、ここは軍事的な要塞でもあるのです。



建築様式は概ねゴシック様式です
ゴシックってどんなの?といいますと


Cimg0076


窓のてっぺんがとがっています。
ノルマンディーには多いようですね。


Cimg0082



ここもゴシックなんですが、この場所より手前側はロマネスク様式です。
ローマ風ってことですけれども、尖頭でなくって丸いんですね。
長いこと掛けて作り上げていったので部分的に建築様式が異なります。


Cimg0087

僧侶たちがわずかな自由時間の間に歩いた回廊
ここがどうやら目玉の一つらしいですね。
落ち着いていて思索にも謀略にも適しています<そういう妄想ばかりの犬


Cimg0088


この柱の様式が絶妙とかなんとか・・・
がぶさんにはわかりません。


他の部分もみましょうか。


Cimg0090


かまどからみあげた煙突

Cimg0091


僧院の上まで荷物をもちあげるための車輪<当然人力駆動
(巨大なハムスターのおもちゃみたいなもの)

Cimg0092

そして独房。
美しいばかりではないのですよ。
ここは基本的に孤島。
過去には刑務所としても使われた経緯がありますのでこんなものまであります。


Cimg0079


僧院からみたサンマロ湾
海に浮かぶ僧院は地上の奇跡でもあります。
そしてそれを目指して僧侶志願の信者たちがあの海を「泳いで」渡ってきたのだそうです。
なぜならば、ここは天使様のお告げで立てられた聖なる僧院なわけで
そこに入るためには試練を乗り越えなければいけないということ。
・・・といいますか、勝手にそんな試練を課していたんですよ。
苦難を乗り越えることに価値を求める。
海を泳ぎきったものはその後あの石の階段を膝立ちで登っていくんだそうです。
勝手に試練を課すわけです。
苦難を乗り越えたどり着いたところこそが聖地なんだってことらしいです。
・・・そういうことで脳内にエンドルフィンがでてくるんだろうなぁ
そんなことをしなければ信仰心を表せないって思い込んでいる人々は、ある意味こわいです。

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僧院の一番高い塔の上にいるミカエル様
この人のせいなの?

Cimg0096


サタンこと、堕天使ルシフェルを討伐した天使ですよね。
そういう性格をもってこんなにも荒っぽい修行の性質があるんでしょうかね?
おかげさんでここの僧侶たちは英仏戦争中も僧院を守っている。
むろん要塞としての最高の機能があったってのも一因ですがお坊さんも強かったんでしょう。
いわゆる僧兵?
北海を自力で泳ぎきり、あの高い山を日に何度も往復できる僧侶だもん。
スキルは並みの兵士以上なんだろうねぇ。





・・・あ、長すぎて疲れちゃった。
ちょびっと休憩します(まだあるのか!)

第10話;一匹狼の歌


Cimg0105





狼狩り;レンヌ美術館所蔵


狩るほう、狩られるほう
どちらも必死に生き残ろうとしています。
”必ず死ぬ”と書いて必死ですがその背景は”死にたくない”です。
どちらが悪いわけでもありません。
生き残ることだけが唯一の正義です。


群れで生きる動物の大半は孤立するとやがて死を迎えますが、死なずに新しい群れをつくり生き延びることもあります。
今ある世界だけがすべてではない。
だがまずはこの難局を生き抜かねば、先の未来もありえない。
だから一匹狼は必死で戦うのです。

本日はモンサンミッシェルのお食事編です。
だるだるなワンコの興味はエサにのみあります。
あ~、あのとき何食べたっけ・・・

ああ、ノルマンディーといえば

Cimg0103_1

海産物でしたな
上記の写真は既に既出のムール貝
これはモンサンミッシェルのムール貝だったのですよ。

エビとか牡蠣とか
おいしいですよ、このへんは。
ただ、エビはぷりっ!としていておいしいですが、牡蠣は水っぽかったですね。
あれならば北海道は厚岸産の牡蠣のほうがずっとコクがあって肉厚で美味い。
時期が悪かったのかもしれません。
牡蠣は冬が美味いんです。

Cimg0101

これは野菜のスープ。
にんじんとたまねぎとかぼちゃと・・・あと、わかんないw
でもすっごく!!!!
おいしいんです。
フランスってのは本当に食材そのものがおいしい。

フランスのにんじんは日本のものとちがって甘い。
そしてジューシーなんだと思う。
このスープはにんじんがメインだと思うのだけれど、その旨みで十分甘い。
野菜嫌いな子供でもいけると思う。
ていうか、日本の野菜の味そのものが落ちてきているんだと思う。
そういうところに国力の差を思い知る。

日本は徹底的に弱い

栄養価の高い食材はやがて国民の肉となり、それを食べた人間は国を支える。
美しい国というならば、美味い食材というものを本気で作る努力が必要ではないかね?
痩せた食べ物で戦えるほど、もう日本人はタフじゃないんだから。

Cimg0102

これがうわさの「モンサンミッシェル名物;オムレツ」

メール・プーラールのお店は確かに有名。
ツアー客はそこで食べることも多いらしいですね。
しかし、モンサンミッシェル内よりも外のほうがおいしいらしいです。
私の入ったレストランはホテル・ルレ・モンサンミッシェルの真向かいのお店です。
ここもおいしいことで有名らしいし、日本の観光業にも名が知れていて利用される。
私が入店する前には日本人の団体客がいました。
彼らに供されるメニューを密かに探っていたがぶさん。
あー、あれは羊のリブ・・・オムレツ・・・飲み物はー、シードルだな・・・<盗み見

そこでがぶさん、大満足

がぶさんの食べたオムレツは彼らのより大きい<にやり

さあびす?
いやいや、個人客と団体客の違いです。
がぶさんが物欲しそうだったからとか、腹見せておねだりしたとかではないですとも。

写真撮ったときは少々しぼんでいったあとです。
でたときはそりはそりはふわ~っと、ほわ~っと・・・
味は薄い塩味。
メレンゲ状の玉子焼きがほふほふっと口の中にひろがる
・・・ああ、思い出すとヨダレが<じゅる

「Waoooooooo!!」

目の前に供された日本犬に西洋犬のような大げさなリアクションをとらせたオムレツの威力を推して図ってください。

ふんわりしすぎてるんで、噛み応えはありませんけれども。
おなかいっぱいにはなりませんけれども。
そのやわらかな食感を堪能するものです。
日本人にはもう少し砂糖をつかってお菓子みたいにしたほうがいいかもしれないねぇ。



海産物、オムレツ
それも美味いがモンサンミッシェルではもう一つ名物があります。
そいつが






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(生ではないとも)



ここいらの草は塩分の多い土壌で育っているため草にも塩分が入っています。
それを食べた羊さんの肉は旨みが強いらしいです。
羊の肉はラムでないと匂いが結構強いですが、香辛料でまずまず匂いは消えます<それでも匂いますが
匂いが嫌いでなければかなり美味い。
がぶさんはステーキで、ミディアムレアで注文しましたが、「その焼き方はできんなー」ということでミディアムにしました。<でなきゃレアにする!っていわれたので
クロ焦げも嫌だけど生々しい羊はもっといや。
ま、ミディアムで丁度よかったです。<美味かった



Cimg0066
   



あと有名なのはりんごです。
上はりんごから作ったお酒、カルヴァドス
シードルから炭酸を抜いた味ですか、それの濃い味ですか
平たく言うと、りんごのリキュールなわけです。
紅茶にたらすとおいしいですとも。
割れるの覚悟で買ってきました。
無事日本に持ち帰れて満足です<送ればいいのにな



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モンサンミッシェルも堪能したがぶさんは一路レンヌへ。
タクシーでした、70ユーロかかりました。
だっていい時間の列車がないんだもん。
そしてレンヌでは美術館へいって時間つぶし。
本当に列車の接続がよくないので、ノルマンディー地方の旅行はゆったりと一日、一目的くらいでたてるのが無難です。




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そしてTGV
超特急・・・まではいかないか。
新幹線よりも遅く普通の特別急行よりも早いくらいでしょうか。
前もって予約すると若干安いようです。
座席は前後をしきられた半コンパートメント式。
プライバシー重視で好きですね、そういう設計。




・・・そうしてパリに無事到着したのは午後6時ころ




長旅でその日はぐっすりこ。
もうじき日本に帰ることが若干苦痛になったころです<帰ったら仕事か~っ!!

第11話;憂国よりの帰還

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ノルマンディーも最後。
ここはCDCシャルル・ド・ゴール空港のラウンジ
フランスなのに喫煙室もないこの空港は、外で吸うしかない。
一旦チェックインしたら、あとは帰国まで吸えない!と覚悟しよう、諸君。



ネットでもないとやってられないのだよ


・・・・・・おぉい!PC日本語表記できねぇじゃねぇかっ!!!<だめだこりゃ

→閑話休題の後続き

消えた記事思い出しつつ最後のフランス報告をば。

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ノルマンディーから帰ってパリで休息・・・のはずですが朝からオルセーにでかけました。
てこてこてこっと、歩いていけます。
ルーブルの道路挟んで、まん前にあります。

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エントランスにはサイとか象の像が<しゃれじゃないから
この上に乗って写真とる・・・のはやめましょう。<日本の恥です

入館時は金属探知機を通って、バッグの中を見せます。
X線検査はありません。
靴はサンダルなら脱がないです。
どこも厳しくなりましたねぇ・・・

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オルセーの外観は石造り、そして中はごらんのとおり
昔の駅舎なんでしょうね。
この屋根、大時計
宮殿より素敵だな

Cimg0113_1

お~お~きな、のっぽの、ふるどけい~♪

のっぽでないが素敵な時計です。
年代物なんでしょうかね。

Cimg0115_1

所蔵品の代表といえば
「睡蓮」モネ
青が素敵な作品
部屋がこじんまりとしているのでお金持ちのリビングルームにいるような感じです<どれほどの金持ちだろう

Cimg0116_1

「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」;ルノアール

温かいですね
青と白なのに
ルノアールって幸せを描くのが上手いと思う

Cimg0118_1

館内はどこも禁煙です、カフェすらも。
ふらんすにあるまじき・・・ま、美術館だからそれでもいいけど
喫煙者は屋上に逃げます。
ここも館内だろう、といわれましょうが、フランスはそのへんは細かくありません<だって灰皿置いてあるし

Cimg0117_1

遠くに見えるはサクレクール
異常な白さが際立つ建物です。
墓所だったかしら、僧院だったかしら
と思いながらぼ~っと眺め、買ってきたサンドウィッチをかじる
風に吹かれてタバコふかして、黙ってみてる
極上の時間<にやり

Cimg0122_1

人に酔ったので休みがてらサンジェルマンデュプレ
聖ジャーメインってことですね、サンジェルマン
祈りもしないのにイスにかけてぼーっと眺める
外は日差しも強かった。
中の静けさと石作りのひんやりとした空気で少々生き返る
蝋の溶けるにおいがする
僧院の空気ってのは好きなんだ
<前世は坊さんかもW

Cimg0123_1

ステンドグラスも素敵
これは幻惑されるな、とおもう
暗闇に神様だけが豊かな色彩で目に入る
単純なのに大した演出<宗教ってねぇ・・・

・・・もう、かえらなきゃ

またもぼやんとした状態であるが食料を買わねば行かんのでSuper Marcheへ
ぼやんとしたままであるから、またもやってしまった<迷子ではないよ?

Cimg0126_1

・・・だから、こんなに買ってどうする?<明日の朝には帰るというのに

トマトもネクターも生ハムは食べきりました。
食べきる自信はありましたから
しかし、パンだけは日本へお持ちかえりです。

Cimg0134_1

ホテルでやれることといったら、テレビみるくらい<庭は散策し終わったし
チャンネルサーフィンしてたら画面にはジャン・レノ
髪がある・・・
こんなレノさま、いやぁ~~~~っ!!

ちなみにテレビはSHARP Aquos
日本製みるとここは日本かしらと思うけれども、流れる言語がフランスだし
ああ、やはりここはフランスだと思う。

この日の思い出といえば、やはりアレ、だろう。
フランスという国をかみ締めるあのこと
オルセー帰りのがぶさんを迎えたあいつのことだ・・・

疲れてたのか、発作起こしたのか
ちょこっと辛かったので寝たかったんですよ。
で、ベッドにばふん!とねっころがったがぶさん。
目をあけるとベッド脇の棚のものが視界に入る・。

「・・・・・・」

なんでここに?
これは、がぶさんのものではないよ?
こういうサービスもあるもんなのかね?

そんなことを考えた。
もしも皆さんが品川プリンスホテルでこういうものを目にしたら、どうお思いか?

Cimg0137_1

写真ぼけてますが、ぼかしてませんから
こいつが枕元に置いてありました。
ぼんそわーる、まだーむ<はーと

「フランス人の心意気?」

エスプリの効いたサービス
いや、いくらなんでもそこまではやるまい
これは、がぶさんへのサイン?
サンジェルマンで美青年でも買え!と?
それともなにかの指令がそこに?
ああ、そのためには袋開けなきゃならないし!!!!

・・・・・・・・・・

アモーレ・アモーレ!!
さすがは愛と芸術の国。
いや、ちがうだろう。
そういうことではないだろう。
がぶさんはこれをどう対処したらいいんだろう?<犬なのに

本当にどうしたもんかと思いました。
ま、数分後には日本の友人たちに写メしときましたが
いいネタくれてありがとう、フランス人
でも、海外からの画像メールって金かかるもんですね<帰国してから後悔

多分真相は以前泊まった人の忘れ物なんだと思う
それをベッドメイキングしたメイドさんが、がぶさんのものだと思ってそっと置いておいてくれたんだと思う。
いかにフランスであろうとも、これがホテルのサービスではなかろうよ。
疑惑残りますか?
どなたか、確認のためにフランスへ飛んでください。

そんな一日を経て、翌日朝早く空港へ向かいました。
タクシーで40ユーロ未満でした。
荷物が多いとチップは高くなります<がぶさんは一個でも重いので少々上乗せした

Cimg0138_3

既出写真
シャルルドゴール空港
略称CDG

ここは施設内すべて「禁煙」です。
成田みたいに吸える場所はありません。
喫煙者はお気をつけて<がぶさんは後悔しつつ12時間我慢

Cimg0139_1

ラウンジですら禁煙
しょうがないからネットで暇つぶしとしよう
ネットできる席は上下にありますが、階段おりていったほうが空いています。

Cimg0141_1

ま、フランス仕様のキーボード
上に’のついてる文字がある
ロシア仕様ならここにキリル文字があるんだろう<当たり前ね
アルファベットさえ打てればアクセスできるから、これでもいいんだもん

Cimg0144_1

しかし、この画面のどこにブラウザがあるのかわからず、アクセスに数分かかりました。
やっとniftyにつながってよかったです。
そして自分のブログを開く
フランスで見る犬ブログ・・・・・・・・
あたりまえだけど、どこで見ても同じ画面だ<いまさら何を言う
みなさまのコメントも拝見しましたともww

Cimg0145

首尾よく搭乗
飛行機から見る太陽は昼なのにもう消えかかっている
がぶさんの旅ももうこれで終わる

・・・・・・・・・・ああ、たのしかった

そしてそのことを各地の友人に伝えるべく国内を一日転々と飛行機乗り継ぎ、短いがぶさんの旅は終わる
そして犬小屋でぐったり<でろーん

・・・・・・・以上、がぶさん;ノルマンディー上陸作戦終了





fin.

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