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2006年10月31日 (火)

ノルマンディー上陸!!

  Ddayaramaki

”1944・6・6~あの頃あの海に、確かにワシと仲間がいた”



課長は参加してませんよ、念のためw
1944年に18歳で参戦しているとすれば、2030年には104歳ですものねぇ。
(はっ!それもあり??)

******



御無沙汰しております、がぶ犬です。
先週はノロウィルスとやらに戦力を削がれ、やや疲弊しておりました。

「戦局は悪化しておる・・・」(#25硝煙弾雨)

戦力のないときに限って事態は悪化するものです。
(老人ホームの榴弾くれた)じいちゃんは正しい。
こういうときは一発、どかん!とぶっ放さねば事態は打開しないものです。
榴弾がわりにおでかけしましたもんね。
飛行機使ったもんね、PC置いていったもんね。
おもいっきり休みましたとも。

友人に会う予定はキャンセルになっちゃいましたけど、メンテナンスはがっちりしてまいりました。
秋ですからねぇ。
ええ、秋は毛刈りにうってつけの日です<バセットは短毛がお好き

毛を刈り、肉球の硬いところを削り、カイロプラクティックで犬ボディを、ぐききき、と修正。
風呂に漬かってへろ~んとしたところでまっさーじ・・・
ん~、至福。
わんこも癒されます。
バトーさんに飼われないのならば、飼い主はマッサージ師かアカスリおばさんかカイロプラクティシャンを希望します<そして揉んでねっ!!



さ・て☆

表題のとおり、今日はいよいよノルマンディーに上陸いたしますよ。
とびとびですけど夏のがぶさんバカンスの続きを報告いたします。
日記かわりですんでまじめに進みましょう。




で、今回の作戦を整理するとだ・・・




2006・8・26フランス入国、パリ偵察
2006・8・27ヴェルサイユ入城(私はフランスの、じょ、お~う!なのです!)
2006・8・28ノルマンディー上陸作戦開始(ちゃら、ちゃらららっっちゃっちゃ~♪)
2006・8・29ノルマンディー制圧
2006・8・30パリ解放
2006・8・31現地よりすみやかに撤退(老兵は死なずただ消え去るのみ)
2006・9・1 帰国後司令室もとい傭兵仲間sに報告
2006・9・2 犬小屋帰還


で、作戦は決行されたわけだ。
そして、がぶ犬二等兵は無事ヴェルサイユ入城まで果たした。
フランス入国、パリ陥落(がぶさん迷子)されたとしても全くかまわん。
で、いよいよ目的地ノルマンディーに向かった。


0730、パリ;サン・ラザール駅到着。
ノルマンディーはドーヴィル行きのチケットを入手する。
予約なしでもカードでも可能。
なんて簡単なんだろう。
そして列車に乗って二時間ばかりどんぶらこっこ。
車窓に見える景色はどこかで見た。
どこに行っても自分の国に見えてしまうのはなぜなのであろう?<それはがぶさんちが田舎にあるから


で、ついた<早!



Cimg0024


ダバダバダ、ダバダバダ♪


おフランス映画の古典「男と女」のロケ地でもあるらしいが、がぶさんはこの映画を見たことはない。
はっきりいっておくが映画につられていくところではない。
おフランス映画並みのロケーションを期待していたらがっくりくること請け合いだ。
ここの魅力はそれではない。
違いのわかる人間だけはここのよさがわかる。
だばだ~ば~だ、だばだ~だばだ~♪<ネスカフェ



ドーヴィルは港町だ。
がぶさんの大好きな港町だ。
なぜ港が好きかというと船と海があるから。
そして魚介が美味いから。
がぶさんの基準はここで決まる。
うまいものがあるところがいいところなのだ。
そしてここは間違いなく「おいしいところ」なのだ。


そう、ノルマンディーの魚介の旨さは筆舌に尽きる。
小賢しい言葉などでここの料理の美味さは語れない。
なにゆえここに来たかといえば、昼ごはんを食うためなのだ。
レストランなんぞは期待してはいけない。
しかし、そんなものはいらない。
カフェで全く未知の世界にお目にかかれるからだ。
その一部を紹介するとだな




Cimg0103





↑ムール貝のクリームソースあえ


写真は後日はいった店のもので、実はドーヴィルのものではない。
だからあんまりそそられない。
ドーヴィルのカフェのムール貝はこんな量ではない。
これの二倍は積んである。
そしてこれに山盛りのポテトフライがつく。
ムール貝にはフレンチフライ。
それがおフランス流らしい。


なにゆえ昼ごはんの写真がないかといえば、がぶさんはそれすらも忘れてしまったのだ。
目の前のムール貝とフレンチフライに圧倒されただけでなく、がぶさん発注の魚のスープにすっかり脳みそをくじかれてしまったのだ。
幾種類かの魚を煮詰めてできたスープはもはやスープの域を越えている。
アロマオイルが植物のエキスなら、あのスープは魚のエキス、そう、生命力のすべてを搾り取ったようなスープだったのだ。
おそらくはタラ科が中心に白身魚&赤身の魚が少々、それを煮詰めてハーブで香りをつけわずかばかりの塩をふってできている。
美味い。
何か言えといわれたら、ただ「うまい!」という。
そうがぶさんはこれにすっかりノックアウトされてしまったのだ。
写真なんてとってられるか、べらんめい!


このスープのよさがわかんない人もいるらしい。
”味が濃すぎる”とか”塩辛い”とか言う日本人のお金持ちがいるらしいが、そういう人の舌をがぶさんは疑う。
アレを塩味と思う味覚はおかしい。
魚エキスはアミノ酸だ。
だしのあじであるだけで決して塩ではない。
塩はわずかだった。
濃厚であるがそれはすべて命の味であった。
それを指して”シェフの舌がおかしい”という人がいるというところにわが国の食文化の衰退を思い嘆く。
普段、よほど味気ないものを食っておるのだな。
義体化される前なのに、味がわからんとは。
もう少し本物を食うか、亜鉛を補ったほうがいい<亜鉛不足は味覚障害をもたらす。



実は昼ごはんだけ食って、がぶさんはすたこらさっさとこの地を発っている。
なぜかといえば、ここは観光向けの土地ではない。
くどいようだがおフランスのこじゃれたお金持ちの避暑地なのだ。
ノルマンディーというのは、フランスの中でも特に寒いところなのだ。
びゅ~、びゅ~
風が常に吹いている。
おフランスの”風の谷”みたいだ。
しかしここで吹くのは思いっきり冷たい潮風なのだ。
サモエードかハスキーだったら寒くなかったかもしれんが、がぶさんは毛皮がうすいのである。
潮風が身に沁みるのである。
あ~さぶ~



Cimg0025



こちらはお向かいの街トゥローヴィル。
歩いて3分のまったく御近所さんなのだ。
かつてはマルグリット・デュラスが執筆をしたという静かな避暑地。
静か過ぎるくらいだ。
どのくらい静かかといえば



Cimg0026






誰もいないっ!!!




いやいや。
ここは避暑地なのだ。
だから人がいなくて当たり前なのだ。
もう季節はバカンスを過ぎている。
だからこんな時期には冷たくて海水浴どころでないのだ。


だが、それでも地元の人間は泳ぐ、本当に摂氏8度くらいでも平気で海に入る。
常に強風にあおられて、気が立ってる海でも平気で飛び込む。
他の土地のフランス人がさぶさぶさぶ~!と言ってる中で平気でパンツ一丁で海に入るのだ。
がぶさんが海を眺めている間にも70歳くらいのおじいさんが青いパンツ一丁で10分くらい海に入っていった。
ざっぱ~ん!と風にあおられた比較的高い波をものともせずに、彼は泳いでいた。


じゃぷじゃぷじゃぷ


おそるべしノルマン人。
あがった頃にはスカンジナビア特有の白い肌が真っ赤になっていたが、かれは狭心症の発作を起こすこともなく強風の中平気で歩いていた。
おそるべしノルマン人。
彼の血がラテンやゲルマンに満たされようともわずかばかりのスカンジナビアの血がきっと荒波に耐える遺伝子をもたらすのだ。
さすがはバイキングの子孫だ。



そして、バイキングの血など一滴も混ざっていないがぶさんは当然海になど入れない。
黒髪、低身長、うす黄色い肌、と
どれをとってもスカンジナビアの対極にあるではないか。
寒さには強いわんこであるのは間違いないが、北海の冷気をまとった潮風は身に沁みる。
だからあったか~いスープが余計に身に沁みたのかもしれない。
美味い、くどいようだがうまいんだ。
そして食べてる間に、犬肌があの感覚を覚えた。




「風が、やんだ」





風の谷をもしのぐ強風がぴたりとやんだ気配がした。
そして窓の外を覗けば

Cimg0029_1



思い切り晴れてる。
がぶさんのお願いは大概、神様が聞いてくれる。
「さぶいんで、晴れてくだちゃい」
ささやかな願いしかしないから、神様も手を加えやすい。


先に書いたがノルマンディーは大概の場合寒い。
常に風が強くその空気は冷たい。
そして雨が多くて見るものはわずかだ。
万人向けの観光地ではないといえる。
しかし、ここには美味い魚介がある。
美しい空がある。
そして、あの浜がある。





・・・そう、ノルマンディーは60年以上前は壮絶な戦場だったのだ





続く(あ!またこんなところでっ!!)

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コメント

> 課長は参加してませんよ、念のためw
> 中略 (はっ!それもあり??)

こんなところにも荒巻が!!
と、一応突っ込みだけ入れといてw


ノルマンディ上陸作戦2作品、後日読ませていただこう。もう寝ないと。。。。。zzz

投稿: 課長 | 2006年11月 1日 (水) 02時01分

課長さま

>こんなところにも荒巻が!!と、一応突っ込みだけ入れといてw

寝ちゃうの?
がぶさんをおいてねちゃうの?
ひどいわ<嘘

仕事帰りでROMでなくコメを残してくれる課長の親心が嬉しいの♪
ゆっくり寝てください<がぶさんももう、寝ます。

投稿: がぶ | 2006年11月 1日 (水) 22時50分

課長が、課長がww
そうか。。。課長は104歳w

がぶさまのレポが面白くてにやにやしながら、ふと気付いたんですが。
何気に豆知識が散りばめられてますね。
ほほぅ。。。
味覚障害には亜鉛なのねッ!!
いえ障害はありませんが。念の為。

あちらの方は寒くても海へ行かれるんですか。。。
見てる方が寒いって!(汗
鍛え方が違うんですかねぇ。

フランスへは、パリしか行った事ないんですが、今更ながらに港とか良いなぁと。
=魚ww
うわー、食べたい!!

投稿: れい | 2006年11月 2日 (木) 00時02分

れいさま

>味覚障害には亜鉛なのねッ!!
ええ、そうなんですよ。
ちなみに亜鉛は牡蠣に多く含まれています。
(がぶがぶ大辞典)

ノルマンディーというのは本当に寒いところなのです。
しかしそこで育ったせいなのか血のせいなのか、地元民の彼らは全く平気らしいです。
見てるこっちが寒い!
波にさらわれるんじゃないか?と思って眺めてました。
必要ならばレスキュー犬が、ざぶん!と海へ・・・
海に入ったらたぶんがぶさんがレスキューされていたことでしょうw

投稿: がぶ | 2006年11月 3日 (金) 22時59分

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