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2006年2月10日 (金)

お務めは果たさねばな

tachikomakougakumeisainormal
2005ワンフェス限定光学迷彩タチコマです。
以前加工済みのを掲載してます。


大きさ、デザインはタチコマファイルのものとほぼ同型。
こうしてみるとメガハウスよりもバランスがよろしいです。
私が購入したときはまだ安かったのですが、後出しの商品のほうが値が上がってる気がします。


通常初値が一番高いものです。
築地で言えば”ご祝儀相場”
物珍しさと早くゲットしたい衝動がからむ微妙な時期よりも、皆の関心が薄れた時期のほうが安くなるはずなのにこいつらは違うようです。


後からの商品のほうが高くなるのはキャラ人気の異常な高さを思い知らされます。


・・・さすがタチコマ先生


・・・・・・

刑務官、という職業をご存知でしょうか?

彼らは、刑務所の管理を任されている警察関係者です。
昔でいうところの”看守”に近いのでしょうか。
実際、そこの資料がないので現在も看守という職種があるのかは知りません。
少なくとも、私の出会う方々は刑務官と呼ばれています。

警察ほどではありませんが、
彼らと顔をあわせることもたまにあります。
そして今日、またであってしまいました。
去年正月、ICUに入るほどの重篤患者とともにやって来た人が、久々にやってきました。

服役中だって病気になります。
頑丈な人間ばかりが入っているわけじゃありません。
中と外でどちらの有病率が高いか、なんて資料がないので断定は避けます。
どっちが健康的な生活かは、当事者でなければわからないものです。

今日のお客様ですが

詳細は語りませんが、命に別状のある状況ではありませんでした。
それでも、かなりの激痛を伴うものでした。
いたがる人間を放置するとか、無視するとか、仮病と決め付けるとか
そんな小説まがいのことは、この21世紀の世においてはやらないでしょう。
少なくとも、うちの管内はきちんと搬送してきます

なにより、

ごまかしようのないほどの痛がりっぷりでした。
そして緊急手術です。

刑務官はひとたび所を出た受刑者から、一秒たりとも目を離しません。
それが例え手術中でも
たとえ筋弛緩薬入って人工呼吸させられて全身麻酔でどっぷり眠っていようとも、です。





詳しい人数と配置は言いませんが、とにかく決して刑務官の監視外になることのない状況が作られるのです。





「規則ですから」





規則です。
決して例外を認めない規則です。
これは昨年既に知っていました。
同じように意識もなくて呼吸器ついてる状況で、彼らはこう言ったのですから。





「手錠かけていいですか?」





昏睡状態なのにそう言われました。
その時どうしたんだったか。
忘れました。





「任務ですから」





絶対うごけねぇ!!
という状況でも彼らは目を離しません。
上官命令を受けた二等兵のように持ち場から決して動きません。
既に佇まいは銅像のようですらあります。
そして交代制で治療を受ける受刑者を監視し続けるのです。
動けない人間に対してでさえそうなのですから、まして起きてる状況では・・・
まあ、推して図ってください。





「・・・お勤めごくろうさまです」





動かない人の傍らに24時間いる人たちは、まるで子供を心配する親のよう。
しかし、それはお仕事。
彼らが底知れぬ忍耐力をもった人々であることは間違いないでしょう。

顔見知りでしたから、銅像ばりに不動の人にご挨拶をしました。





「昨年はお世話になりました、で、あの方は今お元気で?」
「おかげさまで無事出所いたしました」





満了間近に病で倒れ、危篤状態を乗り越えて
休んだ分をまた延長して、それでも無事刑期を終えたようです。






脱走できるかも、
なんて思うような状況にするってことは決して誰のためにもならないわけで





ふと心がざわつくような隙を与えないために、彼らは日夜そこに座り続けるのです。

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