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2006年1月21日 (土)

すいません、もう言いません

batouhumareruposter

なにを言ったのでありましょう。
踏んでるのは誰でしょう。


踏まれる前のことは、本館にupいたしました。


バトー、がんばれ


・・・・・・

アヴァロンってご存知で?

wikipediaによりますと

「アーサー王が傷を癒すのに妖精に連れて行かれた場所」

らしく、遥か彼方の東の地とか、地下とかいろいろ説があるらしいです。







その名を冠した小説「Avalon~灰色の貴婦人」

を読みました。
押井監督の小説なのですが、これまた面白いのであります。


アヴァロンの名を持つ体感式シュミレーションゲームの世界
なのに人間くささのある戦闘シーンが続きます
使用する武器が20世紀末の歩兵火器だからでしょうか


鼻をつく火薬のにおいとか
肩を打つ銃の反動とか


五感に訴える表現がうまいんですね、監督



そして仮想現実と対比される現実世界は彼の言葉で言うと
「完成されたユートピア」
「競争もないが発展も存在しない世界」
低収入高福祉を実現された堕落しきった世界でした。
高福祉のおかげで死ぬことはなくとも、犯罪はなくならない
荒廃っぷりは攻殻の世界に似ています。


そして、


ゲームの最高レベル
幻の特A
「虐殺の橋」
の向こうにあるもの


多くの名のあるものがそこでロストして、帰ってこなくなる場所


ロストしたプレイヤーは現実の世界では植物状態のようで、
チューブにつながれてかろうじて形状を保つだけの肉塊となり飼われている



ゲームの最終地点にある何かは、別次元への入り口なのか?



彼が「他界」と呼ぶその世界
橋の向こうのそれは、なにげに「上部構造」を思い出させます。


そこかしこに攻殻のにおいがあります。
(ガーランドなんて素子のいないバトーみたいだしね)


押井監督は銃に関する知識も豊富ですが、アーサー王伝説にも詳しいようです。
端端に記述があるのも知識欲がくすぐられます。
ものの名前を伝説や神話からとるってのはオタクの基本ですね。
ケルトの王様伝説からとるのはセンスあります。



攻殻好きなら気に入るか、といえば「?」の作品ですが
私は好きです。


ああ、続きみたい

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